俘囚とは、7世紀以降の東北の対蝦夷戦争で捕虜になった者、あるいは帰属した蝦夷のことである。 俘囚を、坂東をはじめとする各国に移住させて、口分田・食料を支給し、その地において農業などで生計を立てさせていた。 しかし、俘囚への支給物や生活習慣などをめぐり、国司やその土地にいる住民との争いへと発展することがあった。


蝦夷は強制移住されましたか?
移配(いはい)とは、8世紀から9世紀にかけて、当時の日本の律令政府(朝廷)が現在の東北地方に居住していた蝦夷を内地(関東以西の本州・四国・九州)に強制移住させた政策のこと。