>>266
表面を硬化処理してない「装甲」てのもあるので(硬くすれば被弾に強くはなるけど衝撃で割れやすくなる)、装甲板だからといって表面が必ずガチガチに硬い、とは限らない。
ドイツのティーガー戦車の正面装甲板とかは極端に硬い表面硬化処理はしていなかったとのこと。

「戦車の装甲板にヤスリを当てたら削れたので、戦車すらマトモな装甲鋼板で作れなくなっているとは、もうこの国駄目だと思った」というのは司馬遼太郎が書いた有名なエピソードだけど、本当にそうだった(もはや装甲鋼材が使われていなかった)のか表面効果処理を強くかけてないものだったのでそれでおかしくなかったのか、は諸説あってはっきりしてない。