リチウムイオンは1セルが780kgで、よりよい推計で1.5万Ahで、3.6Vと仮定する
5.4万Whを780kgで割ると、69.2Wh/kg
kWhだと0.07kWh/kg。これがエネルギー密度
EV用リチウムイオンバッテリーが0.1kW/kgなので重い分だけ性能は下がります。

スターリングAIPの燃料消費率が1.25kg/kWhで逆数にすると0.8kWh/kg
リチウムイオンの重量当たりのエネルギーはスターリングAIPの1/10なのです

海自がそれでもリチウムイオンにしたのは
スターリングAIPが想定するような、全く浮上せずに2週間潜航し続ける
というような運用をしてないからです。
日本周辺であれば毎日夜中にシュノーケリングするだけで
鉛シールドバッテリーでも何の問題もなく
リチウムイオンにすれば5日ぐらい潜航を続けられるから。