「戦争がそこまで続くと仮定すると、ロシアは2025年末、特に2026年には深刻な物資不足に陥るだろう」とワシントンに拠点を置くシンクタンク、民主主義防衛財団(FDD)のロシアプログラム副ディレクター、ジョン・ハーディー氏は述べた。

しかしハーディー氏は、ロシアが「少なくとも今秋までは」現在の攻勢ペースを維持すると予想している。

キエフ・インディペンデント紙に語った軍事専門家によると、モスクワは装備よりも人的資源に頼る大隊ではなく、小規模な突撃部隊に切り替えた。これは徐々に資源が枯渇していることの兆候のようだ。

ロシアは平均してウクライナの3倍の装備を失っており、「生産とともに、受け継いだソ連装備の備蓄を着実に減らしており、ウクライナの場合とまったく同じで、失った装備のほんの一部しかカバーしていない」と、オランダのオープンソース諜報監視サイト「オリックス」に勤務するプラハ在住のアナリスト、ヤクブ・ヤノフスキー氏は述べた。