RSBCでは、潜水艦大国であるドイツ帝国も、結局WWⅢでは最後まで反応動力潜水艦を実戦投入できなかったのだろうか?

少なくとも1951年初頭の「北の暴風」作戦の時点では、ドイツ海軍が反応動力潜を実用化したり実戦投入できている描写は無いし、
そもそもそんな船があったら、WWⅢ末期においてドイツ潜水艦隊があそこまで追い込まれその活動を封じ込まれる事も
無かったでしょう。

もっとも当時の反応動力潜は極めて高価で大量生産には向かない代物だったから、そんなコスパの悪い潜水艦に大量の
リソースを投じるぐらいなら、よりコスパのいいヴァルタータビン潜や水中高速潜を大量生産した方が、ドイツ海軍のドクトリンに
合致すると言う事だったのかも。

対する日本帝国海軍にしても、大戦勃発時に就役していた最初の反応動力潜「亜-6号」から約三年後の伊-707号まで
大目に見積もっても十数隻か、精々一桁の反応動力潜しか実戦投入できていないのだから、高価過ぎて量産が効かないのは
日本でも同様でしたが。