中銀は政策決定会合時の声明で「内需の伸びが供給を大幅に上回る状況が続いている」と指摘した。中銀によると、24年末のインフレ率は6.5〜7.0%で推移し25年末には4.0〜4.5%に低下する見通し。26年以降は4%になるとみている。中銀はインフレ率を4%に引き下げることを目標にしている。

国内経済は好調で小売企業などが出店を拡大しているほか、商業施設などの建設も伸びており人材の奪い合いが続く。4〜6月の失業率は2.6%と四半期ベースでは過去最低水準に低下した。賃金の上昇で実質可処分所得は9.6%増えた。