>>797
当時のいろんなブログから

『現在の反政府武装力は大体1万人から2万人の規模と見積もられている。その構成は多元的かつ複雑であり、主体は東南部ロシア人の退役したベテラン及び鉱山や軍需工場などで働いていた青年だ。ベテランの多くはアフガニスタン戦争や国内の対テロ作戦などに参加したことがあり、豊富な実戦経験を持っている。「ドネツク人民軍」第12連隊のユーリ指揮官は、かつてソ連の特殊部隊の指揮官としてアフガニスタンのカンダハルの戦闘に参加したことがある。彼が率いる連隊の戦闘員のほとんどは、ソ連またはウクライナの歩兵、パラシュート部隊、特殊部隊、防空部隊などで服役した経歴の持ち主だ。
  現地で寝返ったウクライナ政府軍及び警察官も反政府武装力の重要な構成要員だ。ウクライナの衝突が始まった当初、東南部の政府軍の少なくないものが親露的政治信念に基づいて反政府陣営に参加した。特に本年初にウクライナ当局によって解散が宣告されたイヌワシ特殊部隊は、大勢の隊員がロシアに忠誠を誓っただけでなく、少なくないものが反政府武装力に加わり、政府軍と対決する力となった。』

『反政府武装力の兵器のソースとしては次のようなものがある。一つは猟銃その他の民間から調達したもの。もう一つはウクライナ政府軍から寝返った部隊が持ち込んだもので、例えば装甲部隊がもたらした10両以上のタンクや装甲車などの重装備が含まれる。三つ目のソースはウクライナの軍・警察から奪った武器。例えば、ドネツク警察署を占領する戦闘によって1000丁あまりの拳銃やライフルが反政府武装力の手に入った。このほか、ロシアなどの外国が大量の先進的な武器を反政府武装力に送っているという情報もあるが、ロシアなどは一貫して断固として否定している。』
https://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/2014/634.html

『こうして内戦が開始されたのだが、政府側には新兵や私兵が多く、逆にドンバス側は元々のウクライナ軍将兵や退役軍人、内外の志願兵などが主力であったため、政府軍の戦闘機が撃墜されてしまうなど、戦況はキエフ側にとって厳しいものとなっていた。』


http://blog.livedoor.jp/the_seaside_notebook/archives/44133867.html