2024.11.3
ロシア軍がクラヒフカを占領
南ドネツクのバランスが大きく崩れる

DEEP STATEとRYBARは2日夜「ロシア軍がクルスク州コレネフレスキー地区、ドネツク州クラホヴォ・ヴフレダル方面、オリヒウ方面で前進した」と、特にDEEP STATEは「ロシア軍がクラヒフカを占領し、支配地域を大きく広げた」と報告し、ウクライナ軍は南ドネツク方面で急速に領土を失っている。

ロシア軍が膠着状態から脱却できたのは均衡していた戦力バランスが崩れたため

DEEP STATEはクルスク州コレネフレスキー地区について2日夜「ロシア軍がマルエフカ方向に前進した」「ロシア軍がトルスティ・ラグの南で前進した」「レフシンカ〜ノヴォショロフカまでがグレーゾーンを抜けた」と、RYBARは「ロシア軍がボグレブキ方向に前進した」「ロシア軍がノヴォイヴァノフカを再奪還した」と報告。

このペースでウクライナ全土を占領するのは何十年もかかるという見方もあるが、均衡していた戦力バランスが崩れた主な原因は「ウクライナ軍側の兵士不足」にあり、同問題が短期的に解決する可能性も限りなく低く、戦力バランスのギャップが広がれば広がるほどウクライナ軍が被る損害が多くなるため、戦力密度が薄くなれば「決定的な突破が起こる可能性」を否定出来なくなる。