>>814の続き

極超音速兵器は、一定の放物線軌道で落下する従来の弾道ミサイルとは異なり、コースを予測しづらく、迎撃は難しい。
マッハ5で飛来した場合、約500キロ先で探知しても着弾までの時間は5分しかない。

同庁が構想を描くレーダーシステムは、最先端の半導体を組み込んでデータ処理能力を高めるなどし、既存の国産レーダーよりも遠くで
目標を探知して、正確に迎撃ミサイルを目標に誘導できるようにする。 
多数のミサイルが一斉に向かってくる「飽和攻撃」への対処能力も向上させる。

昨年度からHGVに対処する迎撃ミサイルの研究も始めており、新型レーダーはこれと連動させる想定だ。

極超音速兵器への対応を巡っては、米国製の高性能レーダーを備えたイージス艦への搭載を想定する新型迎撃ミサイルも米国と開発する
ことが決まっている。
今回の事業はこれとは別で、国産の技術を結集させる。

装備化には技術的な課題の克服に加え、数百億円規模と見込まれるコストが難点となる。
来年度予算の概算要求に関連経費として21億円を盛り込む。
ミサイル防衛網の継続的な強化は不可欠で、「約10年後の運用を目指す」(同庁関係者)としている。

ただ、有事の際にミサイル攻撃を完全に防ぐことは難しく、政府は22年、抑止の手段として敵基地を攻撃する「反撃能力」の保有にも
踏み切っている。
-------------------------------------------
これらの新型レーダー開発予算もだけど、せっかく安倍・菅・岸田政権下で獲得できた令和軍拡予算を、予算委員長ポストを握った
リケン党の横槍で潰され大幅減額を喰らわないかかなり心配。