総務省から知事会への働きかけの件
一部抜粋

【独自】「壁」見直し問題 知事会反対は総務省から根回しあったのか?入手文書に「会長レクでの文案」資料

入手したメールには、総務省側が知事会に対してどんな働きかけを行なっているのかを時系列のメモがまとめられていた。内容を抜粋して箇条書きであげると以下の通り。

 ①今週、村上総務大臣から村井会長宛に「103万円の壁」の件で電話があり「野党の言うことを全て聞くと地方財政が持たないので知事会として反対の意見を言って欲しい」と伝えられた。

 ②会長は、マスコミに聞かれたら知事会会長の立場として「地方財源に対する問題の議論を脇において検討が進むことについて反対である」と答えるとのこと。

 ③今月19日に自民党の総務部会「予算・税制等に関する政策懇談会」が開催される連絡があり、河野知事がそこに出席するため急遽調整が始まった。

 ④本日の会長レクで緊急提言を調整(原文では調製)することとなり、19日に河野知事が上京のタイミングで、自公の政調や税調メンバーに打ち込んでいく想定。

⑤今回の緊急提言は、会長+委員長名で行うため、会長県+税財政常任委員会の構成県でのみ行う。

 ⑥現在、明日~明後日には意見照会をかけられるよう、案文を宮崎県で作成中。意見の採否等は会長と委員長に一任いただくことになる可能性が高い。

://news.yahoo.co.jp/expert/articles/160519a85790bcc0dabc756389729b4a67acfbef