ウクライナ軍人「ロシア軍は最近やる気が出てきた」

ロシア軍、ウクライナ北東部クプヤンシクに忍び寄る 兵士が俄然「やる気」に
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クプヤンシク方面で従軍しているウクライナ軍人のユーリー・ホルシキーは、ロシア軍の車両が市内に侵入したことに関して「難しい問題に簡単な答えはない」としつつ、
過去数カ月を振り返り、この方面で両軍のパワーバランスが徐々に変わってきたことを感じ取っている。

クプヤンシクの北に陣取っているロシア軍部隊は、たとえ目的意識や士気は低かったとしても歩兵が常に十分な数いた。
ホルシキーは、ロシア側は最近になって歩兵に「やる気を起こさせた」とも感じている。

何がやる気の源になっているのかは自明だろう。米国のドナルド・トランプ次期大統領がウクライナに圧力をかけ、
ロシア軍に占領されている領土をロシアに明け渡す休戦に同意させることを見越して、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は自軍に対し、
来年1月20日のトランプの大統領就任までにウクライナの領土をできるだけ速く、できるだけ多く奪うべく全力を尽くすよう命じている。