ショルツ氏は20カ国・地域(G20)首脳会議の開催地ブラジルのリオデジャネイロで記者団に対し、
ウクライナに長距離ミサイルを依然として送らない理由について、
「ドイツの多くの国民が欧州の安全と平和について懸念を抱いているからだ」と説明。

リオデジャネイロ入りしていた仏英両国の代表団は、バイデン氏の決定後、より慎重な姿勢を見せた。
スターマー英首相の顧問らは、英国製の長距離ミサイル「ストームシャドー」の使用に関する方針について言及を控えた。
スターマー首相は以前、ウクライナへの同ミサイルの供与に賛成の意向を示していた。

フランスはすでに少数の長距離ミサイルをウクライナに供与している。
仏当局者はリオデジャネイロで、ウクライナがロシアを標的にそれらのミサイルを使用することが許可されるかどうか、さらに多くのミサイルが送られるかどうかについては言及を避けた。