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AI搭載の無人実証機、2025年11月に初飛行へ 防衛装備庁担当者が技術シンポジウムで明かす(無人機の画像あり)

三菱重工業は2025年11月、人工知能(AI)を搭載する無人実証機の初飛行を実施する。
この飛行実証機は、新たに開発された航空技術を航空機の飛行環境で評価する
「実験用航空機」(FTB、Flying Test Bed)と呼ばれる。
装備庁から契約を受注した三菱重工業が2022年度から「無人機へのAI搭載技術の研究試作」を開始。
AI搭載技術を実証するため、AIが実装できるFTB無人機や管制装置などを試作している。
このFTB無人機には2種類あり、戦闘型と偵察型になっている。両型機は胴体とエンジンを共通化しているほか、
主翼と尾翼をモジュール交換が容易な機体とすることで、これら2つの機体形態が可能になるという。
全長は戦闘型、偵察型ともに3メートル超で、全幅は戦闘型が2メートル強、偵察型が3メートル超と
それぞれなっている。センサーは両型機ともEO/IR(電気光学/赤外線)を搭載するが、
偵察型についてはSAR(合成開口レーダー)も搭載できるようにするという。

戦闘機型はX-2から水平尾翼を除いた形状で、エンジンは2基、A-10のように主翼の上部にある。
それが来年には飛行するのだ!!!