(CNN) オスロ核プロジェクトの軍事専門家はCNNに対し、欧米の防空システムなら
ロシアの新ミサイルの弾頭を撃ち落とすことが可能だと述べ、新ミサイルは「迎撃不能」と
のプーチン大統領の主張に疑念を呈した。

オスロ核プロジェクトの博士研究員ファビアン・ホフマン氏は、各種の米国製、イスラエル製防空システム
なら多弾頭ミサイルを撃ち落とすことが可能だと指摘する。
ホフマン氏はCNNの取材に、「イージスやイージスアショアのSM3のようなシステム、そして恐らく
アロー3や高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD<サード>)なら絶対にこの種の脅威に対処可能だ」との見方を示した。
ホフマン氏によると、オレシュニクミサイルは複数の弾頭を同時発射することから「撃ち落とすには多数の迎撃兵器が必要」になり、コストが極めて高くつく。
「迎撃する行為よりもコスト効率の方が大きな問題になる」という。