インタビュアー:波動砲のアイデアはどこから生まれたのですか?

西崎:松本零士さんのイラストには波動砲が発射されるという設定がありました。それを下準備するだけでした。
エンジンルームがスタート地点だったので、エンジンルームをどう作るかということに集中しました。

インタビュアー:ヒロインの森雪についてはいかがですか?

庵野:好きです。大人の女性という感じがします。声もいいです。媚びへつらわずに、スマートな感じ。
第2話で「とても立派でしたわ」というセリフがありましたが、しゃべり方もいいですね。

西崎:私は松本さんが描いた森雪のイメージが好きでした。もう少し大人っぽくて、ちょっとセクシー。
クルーには他にも女性がいたんですが、後に雪だけになりました(笑)。
古代と雪の関係は初恋のイメージでした。例えば、第10話で古代が空の通信画面を見ているシーンで、
雪がそれを見て、言う言わないに関わらず好きだという感じが伝わってくるんです。

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御大がヤマトの設定に「これ波動砲」とか書いたらその設定を考えないといけないのね