調査会社QYリサーチ社は、今年のウェブトゥーン世界市場規模は39億5900万ドルで、去年の40億9300万ドルより減少するという
見込みを発表した。
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▼QYリサーチ社2024年発表

2023年のウェブトゥーン世界市場規模 = 40億9000万ドル
2024年のウェブトゥーン世界市場規模 = 39億5900万ドル
2030年のウェブトゥーン世界市場規模 = 54億8420万ドル

2020年以降、多くの調査会社が、「現在数十億ドル(数千億円)のウェブトゥーン世界市場規模は急成長を続け、2030年前後に
数百億ドル(数兆円~十兆円)に成長する」などと発表し、多くのマスコミや業界関係者が引用してきた。

▼リサーチダイブ社2022年発表「2021年のウェブトゥーン世界市場規模は37億ドルで、2030年には560億ドルに成長する」

しかし、パンデミックの終了によるユーザー離れ、ショート動画の台頭によるユーザー離れ、類似作品の大量生産によるユーザー離れ、
売上の多いIP不足、ウェブトゥーン原作のアニメ・ゲームのヒット作不足、海賊版サイトによる被害拡大、ウェブトゥーン企業の赤字続出や
相次ぐ海外事業撤退などにより、市場成長率が失速した模様だ。

QYリサーチ社も将来の規模予測を大幅に下方修正し、ウェブトゥーン世界市場規模は2028年に262億ドルに成長するという予測を、
2030年に54億8420万ドルに成長するという予測に変更した。
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2022年度の時点では、今のペースの倍々ゲームが続けば2030年頃には世界市場での売り上げが10兆円を超え、既存の日本の
漫画やアニメ産業を飲み込みなおかつ数倍に膨張して、ウリナラウェブトーンが世界市場をほぼ総取りするだろうウェーッハハハハハハ♪

・・なんて極彩色の夢を見ていましたが、実際には早くも2024年の時点でマイナス成長に陥り2030年度の市場規模予想もほぼ1/10に
下方修正する有様に・・・ 

実際の2030年度になると、他国の分を抜いた純ウリナラ産のウェブトーンの売り上げは10億ドルどころか1億ドルを割り込んだりしてな。