尹大統領の戒厳令談話「血を吐くような心境で訴える」「国会は犯罪者集団の巣窟、体制転覆企んでいる」
読売新聞オンライン 12/4(水) 0:30配信

韓国の尹錫悦大統領は3日夜、緊急談話を出し、野党が国政をまひさせているとして「非常戒厳」を宣言した。
尹氏は「従北(北朝鮮に従う)勢力の清算と憲政秩序を守るためだ」とし、共産主義勢力から国を守る必要があるとの理由を挙げた。
具体的な措置については明らかにされていない。

私は大統領として、血を吐くような心境で国民の皆さんに訴える。

これまで国会は、韓国政府発足以来、22件の政府官僚の弾劾(だんがい)訴追を発議し、今年6月の国会発足後も10回目の弾劾を推進中だ。
世界のどの国にも前例がないだけでなく、韓国建国以来、全く前例がない状況だ。

国家予算の処理も、国家の本質機能と麻薬犯罪の取り締まり、民生治安維持のためのすべての主要予算を全額削減し、国家の本質機能を損ない、
韓国を麻薬天国に、民生治安をパニック状態にした。

このような暴挙は国家財政をもてあそぶことだ。
予算さえも政争の手段として利用する「共に民主党」の立法独裁は予算の弾劾さえもちゅうちょしなかった。

国政はまひし、国民のため息は増えている。
これは韓国の憲政秩序を踏みにじり、憲法と法律によって建てられた正当な国家機関を妨害するもので、内乱を画策する明らかな反国家的行為だ。

国会は犯罪者集団の巣窟となり、立法独裁を通じて国家の司法行政システムをまひさせ、自由民主主義体制の転覆をたくらんでいる。

私は北朝鮮の共産主義勢力の脅威から韓国を守り、国民の自由と幸福を略奪している悪徳な従北反国家勢力を一挙に粛清し、自由憲法秩序を
守るために非常戒厳を宣言する。(続く)