>>614
技術漏洩について措くとしても、事はそれだけでは済まない

サウジを今から共同開発国に容れるという事は、仕様生産要求について今から新規の開発当事国を追加するという事、
将来の第三国輸出許可についても日本と同等の発言力を持つ、共通の価値観を有しないプレイヤーを生じさせるという事

前段については正直開発タイムスケジュールの遅延は当然に目に見えることだし、
後段に至ってはそもそも次期戦闘機を開発する意味すらも下手すれば失われかねん

明記しておきたいのは、
35年配備という大前提を、切迫する中国有事に対する国防上の死活プロジェクトが要求する動かせないタイムリミットと見ているのは日本だけであって
英にとっては単なる商材。しかも他人の金で開発出来るなら尚得、くらいにしか考えていないって事だ。彼らは遅延にだって無頓着だろうよ

そんな事、俺やここの連中よりも賢い日本の役人も重々承知だからサウジの参加を反対しているんだろうが、
どうなることやら
英国の「国際共同開発」が墓場のごとく次々失敗してきた原因を、また目の前で見せられ事になるとは