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シリア東部情勢: ダマスカスとクルド人SDF、共通の敵と戦うため安全保障協定を拡大

▪シリア政府とシリア民主軍（SDF）は安全保障協定を拡大した。これまでの協定は、シリア軍とロシア軍のトルコ国境沿いの展開に限定されていたが、現在はデリゾール県のより広い地域にまで拡大されている。
▪治安部隊とシリア軍は、軍用空港、アル・ブークマル市、アル・ブークマル国境検問所などデリゾールの主要地点に配備されている。
▪シリア軍第5軍団はデリゾール北部の7つの村に展開し、以前そこに展開していた大統領警護隊の陣地を引き継いだ。デリゾール郊外には治安防衛線も設置された。
▪シリア軍との安全保障協定の一環として、シリア民主軍の武装部隊がアル・サリヒヤ検問所を通過してダマスカス・デリゾール道路に向かった。SDFはまた、ハリブシェ地域（デリゾール・ダマスカス道路の延長）のパノラマ入口にも部隊を配置した。
▪全体として、シリア民主軍はデリゾール、アルマヤディン、アルブカマルの各都市を制圧しておらず、政府機関とシリア警察がこれらの地域を統制している。