米国防総省、ウクライナの「北朝鮮軍戦死」主張を否定…「参戦、目撃されていない」
ハンギョレ新聞
ライダー報道官、ウクライナの主張は確認できない 米当局者の従来の発言から後退

 ウクライナはロシアとウクライナの戦争への参戦により北朝鮮軍に戦死者が発生したと主張しているが、米国防総省はウクライナのこのような主張を認めていない。

 米国防総省のパット・ライダー報道官は2日のブリーフィングで「これまでわれわれは北朝鮮兵士が(ウクライナ戦争の)前線で攻撃的な戦闘作戦に積極的に関与するのを見たことがない」と述べた。ライダー報道官は前日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、北朝鮮兵士が戦闘に参加して死亡したと言及したことに関する質問を受けてこのように答えた。

 ライダー報道官は「彼らは多くの場合ロシア部隊に統合されており、ロシア施設に対するウクライナの攻撃によって北朝鮮兵士が死亡しているという報道については聞いている」とする一方、「皆さんに提供する数値はない」と述べた。また「大まかに言えば、北朝鮮による攻撃戦闘作戦への関与がある時点では起きる可能性が非常に高いと予想されるが、これまでわれわれはそのようなものを見たことがない」と語った。
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