反撃能力の「目」となる小型衛星網を整備へ…政府、25年度予算案に2832億円計上方針
読売新聞オンライン 12/18(水) 5:00配信

政府は、攻撃目標を特定するため、多数の小型衛星を一体的に運用して情報収集する「衛星コンステレーション」の整備費用として、
2025年度予算案に2832億円を計上する方針を固めた。

反撃能力の「目」の役割を担うもので、25年度末から順次打ち上げる方向だ。 複数の政府関係者が明らかにした。

政府は、自衛目的で敵のミサイル発射基地などを攻撃する反撃能力を保有するため、長射程ミサイルの導入を進めている。
反撃には、標的を探知・追尾する必要があり、防衛省は、民間の資金・ノウハウを活用するPFI方式で衛星網を整備する方針だ。

来年度予算案には、潜水艦から長射程ミサイルを垂直発射する装置の研究費用として297億円を盛り込む。
宇宙空間の監視や対処任務を目的とする「宇宙作戦団」(仮称)を新編するなどの組織改編も進める。
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