ロシア軍は膨大な損害を補充するため、保管されていた旧ソ連時代の状態が悪い旧式車両に依存するようになっているとのこと。これらの旧式車両は、国内の戦車貯蔵基地から運び出され、可能であればアップグレードされた上で最前線に投入されているとしています。

 公開された衛星画像は、アルセー二エフ、ブイ、ウラン・ウデにある戦車備蓄基地を上空から捉えたもので、2022年から2024年にかけて、保管車両が大幅に減少したことが確認されたとしています。

 ロシア軍は現在、ウクライナ東部などで戦術的には前進しているものの、兵士だけでなく、装甲車両にも大きな被害を受けており、損害を顧みない戦術をいつまで続けられるのかが注目されています。