https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122600461
トップは「戦時経済とインフレ」　ロシア紙五大ニュース
時事通信 外信部2024年12月26日14時17分配信

ロシア各紙は２６日までに、２０２４年の出来事の総括を相次ぎ掲載した。
有力紙・独立新聞は「五大ニュース」の１位に戦時の「記録的な経済成長」を選定。
ウクライナ侵攻に伴う西側諸国の対ロ制裁に耐えながらも、しわ寄せは大きく、
同紙のレムチュコフ編集長は「高インフレとの闘いで明らかな失敗」があったと指摘した。

同紙が選んだ五大ニュースの２位は「ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州一部占領」。
３位は「モスクワ郊外で１４０人以上が犠牲となった３月の銃乱射テロ」、
４位は「プーチン大統領の通算５選」、５位は「トランプ次期米大統領の返り咲き」と続いた。

一方、経済紙ベドモスチは、電子版で閲覧・引用が多かった記事の見出しを
１面トップに並べ「２４年のニュース」として紹介。
その中で「米司会者がプーチン氏にインタビュー」「新国防相に経済学者ベロウソフ氏」を取り上げ、
侵攻３年目のロシアの動向に対する関心の高まりを浮き彫りにした。