2017年から2019年にかけての国家防衛命令では、
約160機のT-90Mが購入されることになっており、
そのほとんどがT-90Aの近代化から供給されることになっていた。
ロシアのシンクタンクである戦略技術分析センター(CAST)によると、
新品のT-90MとアップグレードされたT-90Aの比率は1:3でした。
2018年に量産が正式に開始されましたが、
エンジンの不具合※もあり遅れていました。


有限責任会社「チェリャビンスクトラクター工場 - ウラルトラック」
製造のエンジンがテストに合格しない欠陥品と判明(2020年)

2022年5月から2024年5月までのT-90Mの製造推測数は231両
2022年 年間製造数40両
2023年 60~70両
2024年 70両以上
2025年 90両程度と推測される

現在のT-90Mの生産は、アップグレード可能な
T-90Aの数に大きく依存しており、その在庫は減少しているということです。

完全な新造は2024年で23~28両

国際戦略研究所(IISS)
www.iiss.org/online-analysis/military-balance/2024/06/russian-t-90m-production-less-than-meets-the-eye