ウクライナのパイロットにF-16戦闘機の操縦訓練を行ったデンマーク人のパイロット兼教官ジェップ・ハンセン氏が、ウクライナでのロシアのミサイル攻撃で死亡したとタス通信が報じた。

報道によると、ハンセン氏はウクライナ中部ドニプロペトロウシク州クリヴィイ・リフ市にある訓練センターへの攻撃中に死亡した。

これに先立ち、ロシア紙ガゼータは、ロシア軍がイスカンデルミサイルを使用して、ウクライナ軍が兵舎に改装した市内の閉鎖された大学の建物を破壊したと報じた。 4階建ての建物は上部がほぼ全壊し、建物のファサードも甚大な被害を受けた。

ロシアメディアは、ハンセンの友人のソーシャルメディアへの投稿を引用したが、ハンセンさんはF-16の操縦経験が豊富で、「数百人のウクライナ人」がF-16の操縦訓練を受けていたという。

デンマークもロシア国防省もこの報道について公式にはコメントしていない。