立憲・小川幹事長「減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている」
www.asahi.com/sp/articles/AST1P25B7T1PULFA01MM.html
(有権者に)分かりやすいのは減税。フェアなのは給付じゃないかという議論も冷静にいえばある。しかし、問題はその冷静な議論がなかなか有権者の耳に届かなくなっている。

私見だが、「『再分配をする』と言っている、あなたたちを信用できない。再分配する前に(税金を)とらないでくれ」という減税の主張しか有権者の耳に入らなくなっている。これは政治不信の極まった姿であり、痛切にその責任を感じている。

しかし、減税すれば社会がバラ色になるほど、ことは単純でも簡単でもないので、政治の信頼回復と適正な再分配で社会を安定させていくということが本筋の議論としてあるべきだという考えを持っている。
減税、消費減税を唱える方もたくさんいらっしゃるし、それには一定の理があり、正当性があるという前提で、これから党としてどうしていくかは十分に議論しなきゃいけないが、根本的な価値観として、考えとして、私はそういう考えを持っている。(国会内の記者会見で)