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年老いた母が区役所の広報紙に記事に載っていた、ボケ防止の本の読み聞かせ会(無料)に入会した。

最初は簡単な絵本から始まり、月に何回か、区立の図書館の一室を借り受けて、子供たちに読み聞かせる方式で、半年後には特定の題材の本へと指定されていった。

そして母が署名活動をやり始めた時には、既に遅かった。

母の言動が徐々におかしいなとは思っていたが、読み聞かせの本の特定の題材の数々が、特定の出版社の反戦物に刷り変わっていた事を発見し愕然とした。

これは高齢者と幼少期の子供に対する、刷り込み教育、いや洗脳だ!

この読み聞かせ会がおかしい事を母に示し、すぐさま退会するように説得するも、平和憲法の素晴らしさと今の政権が再び戦争を始めると言う主張を繰り返すだけに終わり、埒が明かない。

……のちに、年老いた母が現世に戻ってきたのは、選挙特番の際にたまたま選挙事務所が映し出され、知った顔を見かけたからだと言う。

そう、このボケ防止の読み聞かせ会の責任者が、日本共産党豊島区議の選挙スタッフだったのだ。

母の世代は、平和教育に賛同しても共産党のアレルギーがあるので、息子(私)の言うことが正しいと、目が覚めたと言う。

トラブルはいくつか有ったものの退会はできた。
しかし豊島区の広報誌には、今でもこの団体が名を連ねて読み手の募集を行っているのだ。

区役所に経緯と苦情の電話をしたところ、何か奥歯に挟まったような回答しかしない。察した、要するに長年にわたってこの団体と共産党との確執や利権があって容易に口出しできない、と。

しかし、区の広報紙を使い、区の図書館を使い、高齢者と子供たちを特定の思想に洗脳するスキームを野放しに放置することが正しいのかと、ここに異議を申したい。


長文失礼した。
そして、年老いたご両親を持つ世代に、これを読んで、もっとご両親に関心をもって欲しいと願うものである。