小牧編集長
>1979年(昭和54年)4月7日土曜日17:30、10チャンネル(東京ではテレビ朝日)で
>待機する我々の目に『機動戦士ガンダム』のオープニングが流れ始めた。
>放送が終わってからの約一時間が、内容確認である。「この台詞の最後は何だった?」
>「有線ミサイルのポッド数確認」「予告編は、三人のメモを統合するぞ」と大騒ぎである。
>「えーと、角速度計算、覚えてるか?」「計算尺貸せ」「関数電卓、もってるし」みたいな騒動を演じながら
>二分に一回転する内径6キロのコロニーだと壁面に発生する遠心力は約0.98Gで、
>地球の赤道付近の重力と近似値である。みたいな謎のメモが着々と埋まっていった。
>おそらくガンダムの1話を見て、こんな計算をしていた人間は我々くらいだと思う。
>私もU杉もオニールの「スペースコロニー」は読んでいた。
>だが、視聴ターゲットである12歳に理解できるとは思わなかった。
>一方でアニメックの読者対象は中学生・高校生と大きいお友達だ。
>最低限度、高校生に理解できるように解説しなくてはならないと考えていた。
>「ミノフスキー粒子は、おそらく視聴者が理解していないだろう」
>「ロボット同士が同一画面に存在する理由で見えないチャフみたいな解説か」
>「チャフだって通じないような気がするな」