>>649
戦史叢書は戦史官が全部の戦闘詳報に目を通して、矛盾がある点は参加者に確認して合戦図を作っているから戦史叢書の合戦図が一番理解し易いと思うよ 一方金剛のトドメ射撃みたいに矛盾点も何箇所も合って(なので金剛が嘘ついてるとか言うつもりは全くないんだ)、合戦図を眺めてると証言と違うじゃんみたいなのにも(例えば長山証言)気づく でも私らが見て気づくような疑問は戦史官は必ず気づいてるので、金剛の例にしても他の艦の証言とか射距離をわざと書かない射撃が書かれていて、あぁここは調査しても分からなかったんだって気づける様になってるね
最近の米国のM.Stilleとかの研究書は米軍のプロット図を更に重ねているのでより詳細にイメージが伝わってくる様になったけど、明らかに当時の報告と一致しない位置関係になっている箇所が多数(だらけと言っても良いかもしれない)出てきていて決定版にはならない 両軍のプロット図と戦闘詳報を組み合わせて発生している矛盾点が解明される事はないだろうな