炎上した「楽しい日本」 石破首相が見誤った空気感と本当の孤独
朝日新聞 首相官邸取材キャップ・石井潤一郎2025年2月3日 8時00分

案の定、その言葉は「炎上」した。少なくとも、本人が期待した「納得と共感」を呼ぶことはなかった。

「これからは一人一人が主導する『楽しい日本』を目指していきたい」

通常国会が幕開けした1月24日。 初めての施政方針演説に臨んだ石破茂首相は「楽しい日本」のくだりに力を込めた。

この1年でめざす政治の方向性を示す施政方針演説。
歴代首相は、国民に訴えるべき政策を吟味し、自身の側近とともに言葉を選び、入念な準備を積み重ねる。

石破氏もそうだった。今年は戦後80年、「昭和100年」という節目。
首相周辺によると、数日前に練り上げた原案は、岸田文雄前首相の施政方針演説の分量を大幅に超過。
最後までそぎ落とす作業を余儀なくされたという。

そうして残ったのが、「楽しい日本」のスローガンだった。(以下有料記事)
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あの施政方針演説はゲルとその側近どもがそれなりに考えて作成した文面だが、やはりこの厳しい国際情勢で
「楽しい日本」なんて入れたのは失敗だよな。

仮に冷戦が終わって間もなく、ロシアはグダグダで中国の超軍拡もまだ始まっていない90年代半ばぐらいならば、
まだそんな能天気な事を言っていられる余裕はあったかも知れないけど、2020年代の今に言うべき事じゃない。

日本発のエンタメヤやサブカルが戦後かってない規模で世界に受け入れられて、空前の海外観光客来日な状況を
反映させての「楽しい日本」というワードだが、少し考えれば批判的に切り取られる事ぐらい想像できたはず。

これはゲルもだが空気の読めないスピーチライターの責任大だぞ。