。軍のドローン運用部隊は1月末、「250キロの爆弾を搭載可能で、最大2000キロを飛行して帰還できる
ドローンを運用している。戦場での『ゲームチェンジャー』となる画期的開発だ」と発表した。
「戦争が起きていると知らしめるためにロシア領内の石油精製施設などの標的を攻撃することは重要だ」と訴えた。

 フボズジャル氏は「ドローン開発に関しては2〜3カ月ごとに技術の変化が起きている」と語り、
ロシアに対抗するために「新しい技術を生み出さなければならない」と常に競争を迫られていることを認めた。

 欧州のシンクタンク「欧州外交評議会(ECFR)」のウルリケ・フランケ上級政策研究員は1月に
発表した報告書で「防御策が講じられれば、きのうまで不可欠だったドローンもきょうには時代遅れ
になる可能性がある」として、
ウクライナ軍が開戦初期に活用したトルコ製ドローン「バイラクタルTB2」は既に陳腐化していると指摘。
「安価で改良も容易なドローンは民間人が防衛活動に直接参加することを可能にした」として、
戦争への民間人の関与拡大は慎重に対処すべき問題だと警鐘を鳴らした。