ロシア大統領府のペスコフ報道官は、18日にサウジアラビアの首都リヤドで
ロシアとアメリカの代表団が会合を行い、この会合に出席するため、プーチン大統領の指示で
ラブロフ外相と大統領府で外交政策を担当するウシャコフ補佐官が、サウジアラビアに向かうと明らかにしました。

国際安全保障に詳しい慶應義塾大学の鶴岡路人准教授は、ウクライナでの停戦交渉に向けた動きが
アメリカとロシアが主導する形で進められていることについて「トランプ政権が非常に急いで物事を
動かそうとしている、それに引きずられる形でヨーロッパが対応を迫られているというのがいまの状況だ。
トランプ政権が停戦を急ぐことに本気だというのが分かってきて、ヨーロッパでは非常に大きな焦燥感が
広がっている」と述べ、ウクライナやヨーロッパの頭越しに物事が進んでいくことを警戒していると指摘しています。

スウェーデン、戦後ウクライナへの平和維持軍派遣を否定せず
英首相 ウクライナへの派兵検討 戦闘終結後の平和維持念頭に