鶴岡路人 慶應義塾大学総合政策学部准教授

専門は国際安全保障、現代欧州政治。慶應義塾大学法学部卒。同大学大学院、米ジョージタウン大学大学院で学び、英ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部で博士号(PhD)取得。在ベルギー日本大使館専門調査員(NATO担当)を経て、2009年から2017年まで防衛省防衛研究所教官、主任研究官。その間、防衛省防衛政策局国際政策課部員、英王立防衛安全保障研究所(RUSI)訪問研究員等を務める。2017年から現職。著書に『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』(新潮選書、2023年)、『EU離脱』(ちくま新書、2020年)等。また、2023年から2024年までオーストラリア国立大学(ANU)訪問研究員。


【速報】「選挙のない独裁者」トランプ大統領がゼレンスキー大統領を批判
TBS NEWS DIG Powered by JNN11時間前

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鶴岡路人 4時間前 
解説 トランプ大統領は公の場で批判されるのを極度に嫌うといわれる。リヤドでの米露協議に呼ばれなかったことをゼレンスキー大統領が批判したことに反発しているのだろう。ただし、米国とウクライナの間の対立や不信は、ロシアが望むものである点に注意が必要であり、そのためのさまざまな工作をすでに行なっているはずだし、今後、それはさらに強まると考えなければならない。「任期の切れた正統性のない大統領」というゼレンスキー大統領の位置付けも、ロシア側が米国にインプットし続けてきたとみられる。ウクライナ側にも言動の慎重さが求められる局面だ。


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