停戦の動きはいったん終了じゃね
ヴァンスはデモで追い返されたし

会談翌日の1日、米主要紙は社説や論評を発表した。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、公開の場でバンス副大統領が口論をけしかけたのは「ロシアを助けただけだ」と指摘。バンス氏がロシアのウクライナ侵略戦争を「民族間の争い」のように言及してきた姿勢にも疑義を呈した。

ワシントン・ポスト紙は社説で、トランプ氏の振る舞いは、映画「ゴッドファーザー」に登場する「(マフィアのボスの)ドン・コルレオーネのようだった」と表現。挑発に乗ったようなゼレンスキー氏の対応も悔やまれるとした。

米外交問題評議会(CFR)のロシア専門家、セスタノビッチ上級研究員は、CFRのサイトで公表した論考で、トランプ氏が議会や欧州から働きかけを受け、軌道を修正する可能性があるが、和平実現に向けてウクライナ支援を停止することになれば、「(ウクライナ)戦争での米国の方向性を変えるだけでなく、米国と同盟国、さらには世界との関係性を一変させることになる」との見解を示した。