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トランプ関税、雇用は生まず 経済学者ラジャン氏の警告
>――トランプ政権の政策を総じてどうみますか。
>「新しい手法を試そうとの姿勢だろうが、保護主義などはごく古い策で、皆にとって害になることをあらゆる研究が示している。
>今日の製造業の雇用喪失はオートメーション(機械化)が主因だ。関税で製造業を守っても、機械が米国内で仕事をするだけだ」
>――関税は雇用の回帰には全く効果がないと?
>「第1次トランプ政権の鉄鋼関税をめぐる研究では、1人分の雇用を生むのに50万?100万ドルかかった。わずかに雇用が増えても費用対効果は見合わない」
>「関税は大した歳入源でもない。すでに起きているように、対象国の企業が関税回避のため第三国に生産を移せばなおさらだ」
>「外国勢を不公平と批判するのはたやすいが、ならば米国自身の補助金などとも比較して根拠を示す必要がある。現実には電気自動車(EV)や電池といった分野では中国の技術が米国をしのいでいる。
>中国企業が国内で激しく競争した結果で、学ぶべきだ」
>――関税による保護は米競争力をそぎませんか。
>「インドでまさに起きたことだ。関税を課すたび生産効率が落ち、関税措置の継続や強化を強いられる悪循環に陥る。
>関税を使うなら特定産業が一息ついて追いつくための時間稼ぎと位置づけ、恒久的な補助器具にしてはいけない」

ですよねーとしかいいようない