米ロ首脳、ウクライナ全面停戦合意せず インフラ攻撃30日間停止
ロイター編集
2025年3月19日午前 11:51 GMT+93時間前更新

[ワシントン/モスクワ 18日 ロイター] - トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領は18日、電話会談を行い、ウクライナのエネルギー施設やインフラに対する攻撃を30日間停止することで合意した。ただし、プーチン大統領は米国が提示する広範な停戦案は受け入れなかった。
ウクライナのゼレンスキー大統領は米ロの合意を受け、限定的な停戦案を前向きに検討すると表明。同時に、欧州の安全保障は欧州と共に決定されなければならないとし、欧州もウクライナ和平協議に参加する必要があるとの考えを改めて示した。 もっと見る
ホワイトハウスは、黒海における海上停戦、より完全な停戦、そして恒久的な和平合意に関する協議が直ちに開始されると発表した。
ウクライナが協議に関与するかどうかは不明。米国のウィットコフ中東担当特使は、ウクライナ紛争に関するロシアとの協議が23日にサウジアラビアのジッダで行われると明らかにした。 もっと見る
FOXニュースの番組で「つい最近まで、この2つの側面、すなわちエネルギーとインフラの停戦、および黒海における砲撃のモラトリアムについては、全くコンセンサスが得られていなかった。そして今日、ようやくその段階に到達した。そこから完全な停戦までは、比較的短い距離だと思う」と語った。

jp.reuters.com/world/ukraine/NEEU3BDE5NKJNJWOCN5IWDYGIE-2025-03-18/