>>845
湾岸戦争では人類史上初に大規模なコンピュータ・ネットワークが活用されたが、米軍の中の人が後に評価して、

「湾岸戦争では、米本国と上級指揮所の間にはネット回線が繋がれ、スピーディーな情報伝達が可能になっていたが、
 現場は相変わらず紙の地図を透明なビニールで覆い、グリース鉛筆で状況を書き込みながら、無線機で作戦指導した。これはネットワーク化の順番が逆だ
 なぜなら現場では一刻の猶予もないのが普通だが、中央の仕事は時間に多少の余裕が持てるからだ」

みたいなことを言っていました
まあ末端からネットワーク化というのは技術的にもコスト的にも、お偉いさんたちへのパフォーマンスの意味でも厳しかったのでしょうが、
「最もスピードを要求されるのは現場」という指摘は真理だと思う