プーチンはヨーロッパを征服したくない -DIE WELTWOCHE

アメリカはNATOの東方拡大が紛争を引き起こすことを知っていた。ジョージ・ケナンや、後にCIA長官となるウィリアム・バーンズなどの米国外交官は、これに対して警告した。それにもかかわらず、NATOは前進を続けた。米国はウクライナのクーデターを支援し、それが東部での抵抗運動、そして内戦につながった。独裁政権下のウクライナは2015年以来、事実上のNATO加盟国となっている。ロシア人が文句を言わずにこれらすべてを鵜呑みにするだろうと期待したのは重大な間違いだった。

プーチン大統領は、自分はヨーロッパの敵ではないと繰り返し強調している。また、他の国を攻撃するつもりもない。彼の言葉をそのまま信じてもいいでしょうか?結局、侵攻直後の2022年4月に、彼はゼレンスキーとの平和条約に署名することに合意したが、それはウクライナにとって現在直面している状況よりも有利なものだっただろう。軍事状況を考慮すると、NATOなしでウクライナが中立状態になることを受け入れるだろうとロシアが言うことを信じるべきだという主張には多くの意味がある。

プーチンはヨーロッパを征服したいわけではない。彼はなぜそんなことをするのでしょうか?ロシア人は十分な土地を持っている。彼らは安全を重視しています。そして、西側諸国と恒久的に戦争を続けることはロシアの利益にならない。プーチン大統領はその話を知っている。彼は確かに権力志向の、マキャベリズム的な政治家だが、狂気ではない。 NATOへの攻撃は必然的に彼を米国との直接衝突、ひいては核戦争に巻き込むことになるだろう。彼はなぜそんなことをするのでしょうか?それは狂気の沙汰だろう。

アメリカ人はこれを理解した。だからこそ、彼らは現在ロシアと交渉のテーブルに着いているのだ。ヨーロッパ人は依然として和平に同意することを拒否している。彼らのエリートたちは、恐怖をあおる大規模なプロパガンダとロシア嫌いのプロパガンダと相まって、この戦争に莫大な政治的、財政的資本を投入してきた。

https://weltwoche.ch/story/putin-will-europa-nicht-erobern/
スイスの右派メディア?のドイツ語記事 どれとは言わないけど「恐怖をあおる大規模なプロパガンダとロシア嫌いのプロパガンダ」ww
このスレでは既出の内容そのものだけどねぇ、欧州のメディアも変わるのか分断が進むのか。