>>813
防衛省がT-4後継機を開発している証拠は、開示された見積書やRFIなどの公式文書にあるので
それが予算化されるかどうかはともかくとして、開発は確実にされている。
令和元年度に設計も完了し、令和3年度にはメーカへの一次見積りが行われて
令和4年に空幕にそれらの見積書が提出され、それが令和4年防衛力整備計画に反映された。
X-2ベースだと判明したのは令和6年の装備庁のPVである。

チープな練習機を作るという、T-38、T-4、M-346のような思想から脱却し
「特別な練習機なんか作らずにF-16Dで訓練すればええやん」
的な発想で、ステルス支援戦闘機を開発し、それを中等練習と高等練習にも使う
それによって空自全体で運用する機体の種類を減らし、なおかつ量産効果が見込めるだけの
生産台数を確保する感じだろう。

初等練習機は60機しか必要ではないから全輸入になったが
中等練習機+戦技練習機+支援戦闘機で300機以上であれば量産効果を見込める
防衛省が負担する設計などの開発費は別として、メーカが発注する金型などの製造費は
生産数が増えれば1機当たりの負担割合は減るわけだし、F-3ともパーツを共用すれば
全体としてのスケールメリットは大きい