整備のマンパワーを考えると単発機で十分整備した方がよいという考え方は40年以上前からある
80年代に入るとエンジンの推力と信頼性が大きく向上してきたから
同じF100エンジン搭載したF-15とF-16では、エンジントラブルの発生はF-15の方が多かった(インテークの相性が悪かったのが原因?)
T-4が開発された頃はちょうど過渡期
事実上、小推力エンジン双発機は効率が悪い存在になっていった
F-2なんかもF110エンジンの信頼性の高さからエンジントラブルによる墜落事故はない
M-346が双発なのはベースがエンジンの信頼性がイマイチだった旧ソ連機がベースに開発されたから
旧ソ連機がベースでなければ双発にする理由はほとんどない