米国欧州軍司令官クリストファー・カヴォリ将軍の議会証言による、ロシアのウクライナ戦争での損失や軍事状況について。
https://x.com/ColbyBadhwar/status/1909229689484587263
ロシアの損失:ロシアはウクライナで約80万人の死傷者を出し、戦車3000両、装甲車両9000両、砲兵システム13,000門、防空システム400基を失ったと推定。
再編成と補充:ロシアは兵器の損失を補充しうるペースにあるが、大部分が新規生産ではなく貯蔵庫からの改修に依存しているため、将来的に生産が急落する可能性。
兵器プログラム:ロシアは化学・生物兵器プログラムを維持しており、北朝鮮やイランとの軍事協力も拡大(北朝鮮から13,000コンテナの兵器、イランから400発以上の短距離弾道ミサイルを受け取った)。
西側との比較:ロシアが月間250,000発の砲弾を生産する能力は紙の上では印象的だが、これには152mmおよび122mm口径及び迫撃砲弾も含まれる可能性。西側諸国の155mmおよび105mm弾薬の生産は、年末までにこれに匹敵する可能性。
支援と販売:ウクライナへの安全保障支援(SAG-U)は660億ドルに達し、その約50%が米国から。欧州への外国軍事販売は2024年度に680億ドルと大幅に増加。