ロシアのラブロフ外相、トランプ大統領のウクライナ紛争に対する理解を称賛
https://www.reuters.com/world/europe/russias-lavrov-praises-trumps-understanding-ukraine-conflict-2025-04-12/
モスクワ、4月12日（ロイター） - ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は土曜日、米国のドナルド・トランプ大統領がウクライナ紛争について他のどの西洋の指導者よりも優れた理解を示していると称賛した。
「紛争の根本原因を取り除くことについて話す、ウクライナ紛争を含むあらゆる紛争において、これが問題を解決し、長期的な平和を確立する唯一の方法だ。根本原因を取り除くことだ」と、ラブロフ外相はトルコ南部のアンタルヤ外交フォーラムで述べた。
「トランプ大統領は最初で、これまでのところ西洋の指導者の中でほぼ唯一、ウクライナをNATOに引き込むのは大きな間違いだったと繰り返し、確信を持って何度も発言した人物だ。これは我々が何度も指摘してきた根本原因の一つだ。」
ウラジーミル・プーチン大統領は、2022年2月にロシアがウクライナに侵攻を開始した際、ウクライナの西側への傾斜、特にNATOへの加盟志向をロシアに対する脅威とみなしてきた。
ラブロフ外相の発言は、金曜日にサンクトペテルブルクで行われたプーチン大統領とトランプ氏の特使スティーブ・ウィットコフ氏との和平協定模索に関する会談に続くものだ。
ウィットコフ氏は、モスクワとワシントンの断続的な関係改善において重要な人物として浮上している。しかし、金曜日の会談は、完全な停戦の条件を巡る意見の相違から、和平協定に向けた米ロ対話が停滞している時期に行われた。


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