天才高校生が自作のAIで「未知の天体150万個」を大量発見!
2025.04.14 20:00:45 Monday
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/175256
(抜粋)
宇宙望遠鏡によって日々観測される天体データは、もはや人の手で処理できるレベルを超えています。

NASAが2024年8月8日まで運用していた広視野赤外線探査機「NEOWISE」は、10年以上にわたって夜空をスキャンし続け、
合計で約2000億件にもおよぶ天体の観測データを蓄積してきました。

しかしこれらの膨大なデータは十分に活用されておらず、その中には、未発見の変光天体(時間とともに明るさが変化する星)が
数多く眠っていると考えられています。

それらをすべて確認するには膨大な時間がかかり、人力ではとても不可能です。
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( ゚Å゚)ホゥ なるほど。
観測データが膨大すぎて、人間の手作業だけはとても処理できんのね。
当然、NASAあたりがそのデータを解析するプログラムをすでに作っているもんだと思ってたわ。

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VARnetは、光度曲線と呼ばれる「星の明るさの時間変化」を高速で解析し、特徴的な変動パターンをAIが
自動で分類できるように設計されています。

特徴的なのは、従来の天文学的手法よりもはるかに高速で、1天体あたり平均52マイクロ秒(0.000052秒)で
解析できるという点です。

パズさんはこのAIをNEOWISEの実データに適用し、従来は見落とされていた未知の変光天体150万個を
発見することに成功しました。
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これはひょっとすると、電波望遠鏡天文学に革命を起こすかもしれんね。