ロシアのポポフ元司令官、詐欺罪で5年の禁固刑と階級剥奪
https://kyivindependent.com/russian-ex-commander-popov-jailed-for-5-years-stripped-of-rank-for-fraud/
インタファクス通信が24日に報じたところによると、ウクライナで戦っていたロシア第58軍の不祥事を起こした元司令官イワン・ポポフは、大規模な詐欺行為でロシア軍事裁判所から5年の禁固刑を言い渡された。
ポポフ元司令官は少将の地位も剥奪され、80万ルーブル(9,600ドル)の罰金が科せられた。
元司令官は2024年5月、ウクライナのザポリツィア州のロシア占領地域で要塞建設用の金属1700トンの窃盗に関与した疑いで逮捕された。
この不正行為により、1億1500万ルーブル(140万ドル)の損害が生じたと報じられている。
ポポフの共同被告である実業家セルゲイ・モイセーエフには、4年の刑と60万ルーブル(7200ドル)の罰金が言い渡された。
ポポフは無罪を主張し、判決を不服として控訴する予定である。ロシアのメディアは、ポポフがウクライナ戦線への復帰許可を求めることで実刑判決を回避しようとしたと報じた。
彼は、ストームZ分遣隊のひとつを率いることになっていた。ストームZ分遣隊は、大部分が受刑者で構成され、高い死傷率で知られる前線攻撃グループである。
インタファクス通信によると、ポポフの弁護士セルゲイ・ブイノフスキーは、裁判所はこの要求を拒否したという。