陸自のミサイル実射訓練、初めて国内実施へ 「訓練機会確保のため」
朝日新聞 4/11(金) 19:00配信

中谷元・防衛相は11日の閣議後会見で、陸から海上の艦艇を攻撃する「88式地対艦ミサイル」の発射訓練を、6月に初めて国内で実施すると発表した。
訓練場所は明らかにしていないが、防衛省関係者によると、静内対空射撃場(北海道新ひだか町)が有力な候補地になっているという。

防衛省によると、北海道を拠点とする陸上自衛隊北部方面隊が、海上に向けて火薬の入っていない演習弾を使って訓練をする。
88式の射程は百数十キロ。

自衛隊はこれまで、88式の射撃訓練は広大な訓練地がある米国や豪州で実施してきた。
だが、中国の海洋進出を念頭に防衛力の強化を進めており、国内でも安定的な訓練態勢を整備する狙いがある。

中谷防衛相は「近年の厳しい安全保障環境を踏まえ、より多くの部隊による訓練機会を確保するため、射程などに制限はあるものの、国内における
射撃訓練の実施について調整をしている」と説明した。

防衛省はまた、12式地対艦ミサイルについても発射訓練場を国内の小笠原諸島・南鳥島(東京都)で整備する方向で調整している。
政府はこのミサイルの射程を1千キロに伸ばした能力向上型を、敵基地攻撃能力(反撃能力)を担う「スタンド・オフ・ミサイル」と位置付けており、今年度中に
部隊配備する方針。(矢島大輔)
https://news.yahoo.co.jp/articles/39a3a2fa1aab0562da9d0d58264f24559cf86ae8

ロシア黒海艦隊総旗艦のモスクワですら、ウクライナのしょっぱい亜音速SSM2発であっさり漁礁にされたのだから、旧式の88式SSMの北海道の
在庫分だけでもロシア太平洋艦隊の水上艦を殲滅して釣りがくるレベル。

更に12式地対艦誘導弾能力向上型が配備されると、オホーツク海のほぼ全域が射程内に収まるのだから、もはやロシア太平洋艦隊水上部隊の
安住の地は名実ともに無くなるんで、そりゃ露助も狼狽えるだろうなと。

しかも2010年代に遅延しまくったASM-3の時と違って予算も大盤振る舞いで配備時期も大幅前倒しなのだから。