中沢啓二先生と言えば、はだしのゲンのメガヒットのお陰で骨の髄からの反戦漫画家な立ち位置になりましたが、
少年ジャンプで読み切りの「黒い雨にうたれて」を描くまでは割と戦記物や戦争漫画も描いている。

1960年代当時は戦記漫画ブームであり、当時無名の中沢先生も食うために仕事はえり好みできなかったのでしょう。

中沢先生の架空兵器が活躍する漫画と言えば「超艦不死身」が有名だが、この「幻の36号」はラバウルを舞台とした
最新型戦闘機乗りの漫画。


(超艦不死身)
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(幻の36号)
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大戦時のラバウルなのに、なぜか日本軍がジェット機の様なものを飛ばしているのはご愛敬。
まぁこれぐらいのチートをしなきゃ米軍機相手に無双できんし。