かつて米ソが弾道弾迎撃ミサイル制限条約を結んで相互確証破壊を維持したように、現代においてもミサイル防衛は一定の防御力を発揮するものと思う
もしS-300が弾道弾迎撃性能に優れてるならウクライナはキンジャールやイスカンデルを迎撃できたし、パトリオットではなくS-300を各国に求めただろう

すなわち弾道弾迎撃において両者に差はなく、ロシアのATACMS迎撃数とウクライナのイスカンデル迎撃数の大本営発表に本質的差はないと考えるのが妥当だろう
弾道弾の100%迎撃不可能性についてはドゥーエの制空論同様「敵対的航空機の爆撃を100%防ぐことはできない」と同じく、ミサイルの全数撃墜が不可能という結論でしかない

パトリオットとS-300の比較において片方のみが優位であるというのは誤謬であると私は確信する