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ソフトパワー失う米国 ジョセフ・ナイ・ハーバード大学名誉教授

>――トランプ氏がソフトパワーを理解できないのはなぜか。

>「トランプ氏は、ニューヨーク市の不動産開発で経験を積んだ。まさに弱肉強食の世界で、彼のキャリア形成に大きな影響を与えたと思う。
>彼の著書『ジ・アート・オブ・ザ・ディール(交渉の技)』では、相手を混乱させ、予測不能さを保つことの重要性を強調している。
>ソフトパワーは一定の予測可能性と信頼に依存する。トランプ氏の考え方でソフトパワーを理解することは難しい」
>――トランプ氏や支持者は、日本や北大西洋条約機構(NATO)に加盟する欧州諸国が安全保障で米国にタダ乗りしていると批判している。
(中略)
>「こうした指摘には欠けた視点がある。タダ乗りと批判するが、乗客を乗せて走る『バス』を運転しているのは米国自身ということだ。
>米国が運転手を務めることで、自分たちにとって友好的な世界秩序をつくり上げることができる。
>もしその役割を中国が務めることになれば、世界秩序は中国にとってより有利なものとなり、米国の利益は損なわれてしまうだろう。
>(数値や金額などでは表しにくい)間接的な恩恵だが、それでも重要な要素だ」
>――米国のソフトパワーの後退は中国を利するということか。

>「中国はすでにそのための努力をしている。広域経済圏構想の『一帯一路』は、中国が世界で(ソフトパワーを持つ)魅力的な存在になるための取り組みだ。
>米国の後退で生まれる空白を埋めることで、中国の影響力が増していくことになるだろう。
>中国の支配が強まると(ベトナムやインドネシアなどの)東南アジアの国々は苦境に立たされる危険がある」

>「こうした国々は、中国と米国を対立させることでうまくバランスを取ってきた。
>中国市場へのアクセスは必要としているが、安全保障面では米国の保護下で中国の脅威から守られることを望んでいる。
>もし米国による安全保障が弱まれば、中国からの圧力をより強く感じるようになる」

ナイ名誉教授、本は読んだことあるけどインタビューはあまり見た記憶ないな