トランプのロシア・ウクライナ関係のリセット -The American Consevative

トランプ氏の仲介の試みが失敗に終わった理由の一つは、比較的穏健派を含むロシア人の大半が、この戦争においてアメリカが公平な仲介者になれるのか疑問視していることにある。彼らにとって、アメリカは紛争の当事者であり、ロシアがウクライナで戦っている主な敵ではないにせよ、当事者なのだ。

ロシア側の同僚たちは、交渉戦術としてなのか、それとも自国の地政学的・軍事的立場に対する真摯な信頼からなのか、強硬な交渉を展開し、ウクライナの非武装化を含むモスクワの戦争目的がすべて達成されることを期待しているようだった。(ただし、「非ナチ化」については、西側諸国のアナリストがキエフに傀儡政権を樹立するための陰謀と解釈している点については、多少の譲歩の余地があった。)

トランプ氏は予測不可能なことで有名だが、今回の展開は、米国が引き続き第三者仲裁者という立場を貫くのではなく、ウクライナとより緊密に連携し、ロシアの戦争継続コストを増大させようとすることを示唆している。こうした外交戦略は理にかなっているが、ホワイトハウスは軍事的優位性をウクライナに転嫁するのに苦労するだろう。こうした外交戦略は理にかなっているが、ホワイトハウスは軍事的優位性をウクライナに転嫁するのに苦労するだろう。ウクライナは人員不足に悩まされており、米国の武器供与ではこの不足を解消することはできない。ウクライナ駐留ロシア軍は、強力な募集によって実際に勢力を拡大しているからだ。さらに、ロシア経済は戦争を通じて西側諸国による厳しい制裁に耐えてきたため、モスクワはさらなる貿易制限に直面しても屈することはないだろう。

端的に言えば、ワシントンにはロシアに戦争を止めさせるだけの力はない。「一極化の時代」は完全に終わったのだ。

米国はまだロシアとウクライナの関係を諦める必要はない。ホワイトハウスが先月提示した1ページの和平提案は公平かつ合理的であり、依然として交渉の出発点となり得る。

https://www.theamericanconservative.com/trumps-russia-ukraine-reset/
まあ良い記事とは思うけど、ウクと欧州の立場について何も書いてない。2国間で解決できるから関係ないということなのかw