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なおイスラエル軍の徹底封鎖で食料が枯渇したガザ地区では、武装警備員が常駐する食糧倉庫や大型店舗も襲撃略奪されるケースが頻発。

「新・ガザからの報告」(62) 2025年2025年5月2日ー飢えて 商店を襲撃する民衆ー
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/5fa3ade26d099f76ebf324cc4ee4afaa85a578da
(前略)
【襲撃場所に群がる民衆】

UNRWA(国連パレスチナ救済事業)の本部への攻撃には数十人の戦闘員が参加しました。あなたがガザを訪れた際に取材したあの場所です。
私とあなたがよく訪れた場所です。彼らは裏の門、職業訓練センター側から攻撃し侵入しました。 そして小麦粉や食用油、その他の食料を奪いました。

これが先週行われた最も重大な2つの攻撃、つまりマシュダル・ホテルとUNRWA食料倉庫への攻撃です。
両方への大規模な襲撃は数十人の武装した戦闘員によって実行されました。 発砲し、その場所を守る警備員を恐怖に陥れました。

しかし、重要な点を追加する必要があります。 両方のケースのいずれにおいても、攻撃が始まり銃声の音を聞いた一般民衆が、すぐにその場所へ
駆けつけ集まり、その周辺を埋めつくしたのです。

「もしかしたら1〜2キロの食料を手に入れられるかもしれない」「食用油のボトルを見つけられるかもしれない」
「子どもに食べさせる食料を何かを見つけられるかもしれない」と、襲撃現場の周辺に集まってくるのです。
もしかしたら食料を手に入れられるチャンスがあるかもしれないからです。

 
マシュダル・ホテルへの攻撃では、負傷者が出ました。 彼らは全て家族のために食料を奪うために、武装集団から何かを奪おうと集まっている人びとです。
負傷者は出ましたが、死者はいませんでした。 負傷者の正確な数は分かりません 。負傷は銃撃や群衆同士の衝突によるものです。
人びとが群衆になると、互いに押し合い、群衆の中にいる人びとに大きな圧力をかけています。
そのため、マシュダル・ホテルでの攻撃で負傷者が発生したのです。(後略)